小学生が勉強しないときは?教科書・ノートで宿題を始める手順と声かけ

小学生の子どもが勉強しないときは、理由を決めつける前に、今日の宿題は何をするのか、どこを確認すればよいのかを一緒に確かめてみましょう。連絡帳や学校の配信で提出条件を確認し、学校で使う教科書と授業ノートを開くところから始めます。
教材を開いても手が止まるときは、「勉強して」と促すだけでなく、設問の指示と授業で扱った例題を見比べます。本人が最初に取り組む箇所を指さしたり、自分で書き始めたりできたら、そのまま任せましょう。何をするか分からなければ、設問・本文・例題・見本のうち必要な箇所に戻り、それでも進めなければ先生に確認したいことをメモします。
宿題が終わっていて追加の学習をしていない場合は、宿題に取りかかれない状態とは分けて考えます。また、体調が悪いときや、本人がつらさを訴えて教材を確認できないときは、無理に始めさせないでください。
以下で紹介する家庭での手順や声かけ、説明用の例題は、必ず取りかかれるようになったり、行動が改善したりするとは限りません。学校の指示や本人の様子に合わせて使ってください。
まず連絡帳と宿題を照らし合わせ、今日の課題を確かめる
提出日・問題番号・書く場所を学校の指示で確認する
まず、連絡帳や学校の配信、課題プリントを、取り組む教材の横に並べます。「算数をする」と大きく捉えるのではなく、何をどこまでやり、何を提出するのかを確かめましょう。使う教科書・ノート・筆記用具をそろえ、この段階では新しい教材を増やさず、今ある教材を使って確認します。
- 提出日:
今日提出するものか、明日以降に提出するものか。 - 範囲:
どの教材の何ページ、何番の問題か。ページ全体か、一部の問題だけか。 - 書く場所:
教材へ直接書くのか、ノートやプリントなど指定された場所に書くのか。 - 仕上げの条件:
丸付けや間違い直しまで必要か。誰が、何を使って丸付けをするか。
声かけ例:
「今日の宿題はどれかな。連絡帳と一緒に見よう。」
例えば「算数の問題1〜3をノートに、丸付け・直しまで」という指示なら、指定されたノートに問題を解き、丸付けと直しをするところまでが課題です。教材の該当ページを開き、書き込むノートも隣に置きます。「問題3」が大きな問題番号なのか、その中の小問なのか迷う場合は、プリントや配信の記載も照らし合わせてください。
本人には「始める問題を指してみて」「どこに書くことになっているかな」と短く尋ねます。指示を言葉で説明できなくても、該当する問題と記入先を指せれば、取りかかる場所は確認できます。指示を確認できない項目や、連絡帳と配信で食い違う項目は勝手に判断せず、「書く場所が不明」などと記録して先生に確認します。
匝瑳市立平和小学校の「家庭学習の手引き」でも、めあてや課題を決め、用具を整える考え方が示されています。上の確認項目はこの資料に書かれた手順そのものではなく、今日の宿題を確かめるためにまとめたものです。
今日の宿題と追加の学習を分けて考える
「終わった」と話したときは、指定された範囲と実際に取り組んだノートやプリントを照らし合わせます。学校が指定した丸付け・直しなども済んでいれば、「宿題に取りかかれていない状態」とは分けて考えましょう。提出する教材をそろえるところまで確認します。
保護者の方が期待する追加の学習をしていないことと、学校から出された宿題が残っていることは別です。宿題が済んでいるなら、ここまでの手順で追加の課題まで始めさせる必要はありません。丸付けだけが残っている場合も、解き終えた問題をやり直す必要はないため、残っている作業を確かめましょう。
教科書の該当単元と授業ノートの例題を探す
宿題の単元名や題名から教科書の該当箇所を開く
提出条件が分かったら、宿題に書かれた単元名や文章の題名を手掛かりに使用中の教科書を開き、ページ指定がなければ目次や見出しから探しましょう。問題集のページ番号と教科書のページ番号は、同じとは限りません。
次に、授業ノートの日付や題名を見て同じ内容を扱ったページを探し、国語なら同じ文章の題名、算数なら同じ計算や図形の学習などを手掛かりにします。題名がないプリントなら、設問に出てくる用語を教科書の見出しと照らし合わせます。
参照先が見つかったら、宿題と教科書・ノートを同時に見られるように置きます。本人が「次はこれを書く」と分かっている部分まで、すべて説明し直す必要はありません。今の問題で迷っているところだけを確認します。
平和小学校の手引きには、教科書の練習問題や、テスト・プリントの直し、教材の読み直しなどが学習例として挙げられています。学校で使う教材を見直す取り組みの参考になりますが、戻るページや解き方は実際の授業に合わせましょう。
授業ノートの問い・図・途中式を見比べる
例題は、数字や見た目が似ているという理由だけで選ばないようにしましょう。宿題と例題で何を求めているかを見比べ、学校で習った解き方が宿題でも使えるかを確かめます。
- 問いを読み、何を求める問題か確かめます。
- 図があれば、数や言葉が何を表しているか見ます。
- 途中式を追い、最初に何をして、次にどう進めているか見ます。
- 式や答えの書き方を確認し、宿題のどこに当たるか見比べます。
例えば、同じ23と14が出てくる問題でも、合計を求めるたし算と、差を求めるひき算では解き方が異なります。同じたし算の筆算でも、繰り上がりのある宿題でその処理に迷っているなら、繰り上がりのない例題だけでは次の手順を確認できません。見比べるポイントは、数字そのものではなく、「何を求めるか」「迷っている手順が例題にあるか」の2点です。
声かけ例:
「授業でやった問題はどれかな。最初に何をしているか見よう。」
答えだけを見るのではなく、問いから図、途中式、答えへと進む順序を確かめ、教科書の前のページにあるという理由だけで学習済みと判断せず、授業ノートや学校の指示を優先してください。ノートに直しがある場合は、最初の記入と、授業で直した箇所を見比べます。
教材がない・例題が見つからないときは確認事項を残す
教科書やノートが手元にない、対応する例題が見つからない場合は、その状況を記録します。「教科書はあるが、ノートがなく授業の書き方を確認できない」「同じ単元は見つかったが、繰り上がりのある例題が見つからない」など、何が足りないのかを具体的にメモします。
「まだ授業で扱っていないかもしれない」ときも、保護者の方だけで判断せず、先生に確認する内容として残します。分からない部分を補うために別の解法を教えたり、先取りの課題を加えたりする必要はありません。「どの教材の、どの例題に戻ればよいか」を尋ねられるようにしておきましょう。
国語・算数・漢字は、設問の指示から最初の操作を決める
最初に何をするかは、教科だけでなく、設問が何を求めているかで決めます。以下の創作例は、保護者の方が解き方を理解するためのものです。宿題に追加して解かせる課題ではありません。例の答えは確認用にとどめ、先に答えを読み上げて本人に写させる使い方は避けてください。
国語は「何を答えるか」を読み、本文の根拠を探す
国語は、まず設問を読み、「何を」「どんな形で答えるか」を確かめます。「だれ」を聞かれたら人物、「わけ」を聞かれたら理由を探しましょう。その上で、本文から抜き出すのか、選択肢から選ぶのか、自分の言葉で書くのかを確認します。字数や文末の指定があれば、それも答え方の条件です。
次の例は、低学年などで、理由を表す箇所を本文から抜き出す学習をすでに行っている場合を想定しています。学年だけを見てできると判断せず、実際に学校で扱った設問の形に合わせます。
また、授業ノートに同じ形の設問があれば、何を聞かれ、本文のどこを根拠に答えたかを見比べます。「根拠」は、答えのもとになる本文の言葉。宿題でも、すぐに解答欄を埋めるのではなく、まずは根拠になる箇所を本人に指してもらうところから始めます。
創作例:
本文「雨がふってきたので、あきさんはかさをひらきました。」
設問「かさをひらいたわけを、文からぬき出しましょう」
聞かれているのは、かさをひらいた「わけ」で、「文からぬき出す」という指示なので、本文の言葉を別の表現に変えずに選びましょう。まず、雨がふってきたことと、かさをひらいたことのつながりを確かめ、本文中の理由にあたる部分を指して確認します。
声かけ例:
「何を聞かれているかな。わけが書いてあるところを探そう。」
保護者の方の確認用の答え:
「雨がふってきたので」
本人が「あきさん」を指した場合は、正答を伝える前に「今聞かれているのは、だれかな、わけかな」と設問に戻ります。「雨がふってきたから」と答えた場合は、理由を答えられていることを確認します。その上で、今回は本文の言葉をそのまま抜き出す問題であることも確かめ、「ので」を「から」に変えず、本文と見比べながら書きます。
長い文章で該当箇所が見つからないときは、設問にある人物や出来事が出てくる場面を探します。それでも理由を選べない場合は、どこまで読んだか、どこで迷ったかをメモし、保護者の方が答えを選んで埋めるところまでは進めません。
算数は既習例題と見比べ、最初の図や式を書く
算数は、学校で習った例題と宿題を見比べ、最初に書く図や式を確かめます。筆算の問題なら、すぐに答えを聞くのではなく、まず数をどこにそろえて書くかを確認します。
次は、学校でたし算の筆算を習った小学2年生を想定した例です。小2でもまだ筆算を習っていない場合や、別の計算方法が指定されている場合には、この例をそのまま当てはめません。
「位」は、数字がある位置と、その位置が表す数の大きさに関わるものです。23は、十のまとまりが2つと、ばらの1が3つの数です。筆算では十の位どうし、一の位どうしをそろえて同じ位の数を計算するため、教科書と授業ノートで、位のそろえ方と一の位から計算する順序を確認しましょう。
創作例:
23+14を筆算で計算します。23の下に14を書くときは、一の位の3と4、十の位の2と1をそれぞれそろえます。
- ノートの既習例題を見て、23と14を位に合わせて書き、たす記号と横線も学校の書き方に合わせます。
- 一の位の3+4=7を計算し、答えの一の位に7を書きます。
- 十の位の2+1=3を計算し、答えの十の位に3を書きます。
声かけ例:
「ノートの例題では、数をどこにそろえているかな」
保護者の方の確認用の答え:
23+14=37
本人はまず数を位に合わせて書きます。そこまでできたら、一度にすべてを説明せず、本人が次の計算に進めるか様子を見ます。答えが違った場合も、すぐに全体を消さず、まず位がそろっているか、次にどの位の計算で違いが出たかを確かめます。
宿題が2桁の数と1桁の数の筆算なら、数字の左端ではなく一の位をそろえているかが確認のポイントです。この創作例には繰り上がりがないため、繰り上がりの処理で止まった場合は、学校で扱った繰り上がりのある例題へ戻ります。図で説明するなど別の方法が指定されている宿題では、筆算に置き換えず、その指示を優先してください。
漢字は指定された見本を確認し、本人が書く
漢字は、宿題で指定された字を、教科書や配付教材の見本と照らし合わせてから書きます。まず読みを確かめ、字の形や筆順を見た後、指定された欄に本人が書きます。
学年にかかわらず、扱うのは学校ですでに習っていて、今の宿題に指定されている字です。保護者の方が別の字を選んだり、まだ習っていない字や読みを追加したりする必要はありません。なぞる欄、見本を見て書く欄、読みを書く欄などがある場合は、それぞれの指示を先に確かめます。
読みは教科書に載っている言葉や文と照らし合わせ、同じ漢字でも使われる言葉によって読みが異なるため、宿題に出ている言葉の中で確認します。字形と筆順は指定教材の見本を使い、筆順が分からず教材にも示されていない場合は、推測で教えず、先生に確認する内容として残します。
創作例:
学習済みの「林」が宿題に指定されている場合、教材で読みを確かめます。見本で左右の部分の位置や筆順を見てから、指定の欄に本人が書き、見本と並べて見直しましょう。
「林」では、左右にある「木」の形を見比べます。例えば、見本では左側の「木」の最後の画がどう書かれているか、左右の部分がますの中にどう収まっているかを確認できます。「もっときれいに」と全体を書き直させるのではなく、本人が迷った画や位置を見本で確かめましょう。保護者の方が書いた字だけを見本にせず、学校で使う教材を基準にします。
声かけ例:
「見本の字と、今書いた字を並べて見よう」
書いた字の形だけでは、どの順に書いたかまでは分かりません。筆順に迷っているときは、指定教材の番号や矢印を本人と一緒に追って確認します。直しの指示がある場合は、確認した箇所を本人が直します。練習回数を一律に増やしたり、指定量を勝手に減らしたりせず、続けるのが難しい場合は、書けた分を残して未完了分の扱いを先生に相談しましょう。
教材探しは手伝い、答えを書く操作は本人に任せる
保護者の方は、課題の指示を一緒に読んだり、教材を探したり、例題と宿題の対応する箇所を示したりして手伝います。答えを選ぶことや、式・文章を書くことは、本人に任せましょう。
例えば国語なら、設問にある出来事が出てくる段落を一緒に探すことと、正答の言葉を保護者の方が選んで示すことは別です。算数では、例題の一の位の位置を示すところまでは手伝っても、宿題の計算結果を書くのは本人に任せます。漢字も、見本を隣に置くことは手伝えますが、本人に代わって練習欄を埋めるのは避けましょう。
本人が次に取り組むところを指さしたり、何をするか話したり、自分で書き始めたりできたら、それ以上説明せず見守りましょう。本人が詳しく言葉で説明できなくても構いません。平和小学校の手引きにも、間違いを強く叱らず見守る考え方が示されています。
声かけ例:
「次にするところは分かったかな。ここからやってみて、止まったところを教えてね。」
普段の支援では、答えを言って写させたり、本人の代わりに解答欄を埋めたりはしません。ただし、書くことなどに個別の支援が必要で、学校と方法を決めている場合は、その取り決めを優先します。
付き添い続けられないときは、始める箇所と後で一緒に確認するタイミングを決め、「この問題から始めて、夕食の前に途中を一緒に見よう」など、家庭でできる範囲の約束にする方法もあります。途中で止まったら、問題番号を別のメモに残すなど、後から場所が分かるようにしておきます。
後で確認するときは、正答だけでなく、指定された範囲、記入先、丸付け・直しが済んでいるかを見ます。「次も迷ったら、どのページを見るか」を本人が指せれば、参照先をもう一度長く説明する必要はありません。
途中で進めなくなったら、戻る教材と先生への確認事項を決める
設問・本文・例題・見本のうち、止まった操作に合う箇所へ戻る
途中で手が止まったら、書いた解答を全て消さずに、止まった問題番号や行を確認します。「どこが分からないの」と尋ねても答えにくい場合は、「最後に書いたのはどこかな」「次に書こうとしているところを指してみて」と、今ある解答を手掛かりにします。
最初からやり直させず、どこで手が止まったかに合わせて戻る場所を選びます。数の並べ方が分かっていて計算で止まったなら、例題の計算部分を開きましょう。並べ方の説明を繰り返す必要はありません。
| 止まった操作 | 戻る箇所 | 声かけ例 | 確認しても進めない場合 |
|---|---|---|---|
| 何を、どんな形で答えるか分からない | 設問の指示 | 「何を答える問題かな。指示を一緒に読もう。」 | 意味を確かめたい言葉や指示を記録します。 |
| 国語で答えの根拠が見つからない | 本文の該当する場面 | 「聞かれている出来事が出てくるのは、どの辺りかな。」 | 探した場面と、答えを選べなかった箇所を記録します。 |
| 算数で次の計算が分からない | 既習例題の対応する途中式 | 「ここまでは書けているね。次のところを例題と見比べよう。」 | 最後に書けた式と、次に分からない操作を記録します。 |
| 漢字の形が分からない | 教科書や配付教材の見本 | 「見本と比べて、迷っているところを指してみよう。」 | 字と、形を確かめたい部分を記録します。 |
本人が指した場所を見ても、どこに戻ればよいか分からない場合は、無理に説明させず、「問題文を読んだ後、まだ書き始めていない」など、確認できた状態をそのまま記録します。分からない箇所を言葉で説明できないことだけで、意欲や理解の程度を判断しません。
確認しても進めない箇所は、途中の解答を残して記録する
教材に戻っても必ず解けるとは限らないため、見直しても次の操作を選べないときは、同じ説明を繰り返したり、別の問題を追加したりせず、途中の解答と確認事項を残しましょう。記録は、連絡帳などに短くまとめれば十分です。
- 課題名・問題番号:
どの宿題の、どの問題か。 - 本人ができたところ:
本文の場面を探した、数を位に合わせて書いたなど。 - 見直した教材:
教科書の単元やページ、授業ノートの日付、配付教材など。 - 止まった操作:
抜き出す範囲を選べない、一の位の計算から進めないなど。
保護者の方が一緒に読んだり、例題の場所を示したりした場合は、何を手伝ったかも必要に応じて書き添えます。「例題のページを一緒に探した後、数は本人が書いた」と残せば、何を手伝い、本人がどこまでできたかを区別できます。途中の解答は、確認できていない箇所まで正しく書き直してから見せる必要はありません。
本人が言葉で説明できないときは、止まった行を指してもらい、確認できた範囲だけ記録します。「やる気がない」などの評価ではなく、実際に行ったことと、まだ確認できていないことを伝えましょう。
学習時間も、すべての子どもに同じ目安を当てはめる必要はありません。北海道教育委員会の資料では、ご家庭や地域、子どもの実態に応じた学習時間の目安や、本人との振り返り、目安の見直しについて示しています。
振り返る際は、「どの問題に取り組んだか」「どの教材を見たか」「どこが残ったか」を確認し、決めた時間内に終わらせることを無理に求めず、学校の提出条件と本人の様子を確かめてください。ただし、時間の目安を見直すことと、宿題の量や提出日を変更することは別です。
未完了分の扱いと戻る教材を先生に確認する
ご家庭で確認できる範囲を超えたら、学校指定の連絡方法で先生に相談します。今日の宿題について次のような不明点や難しさがあれば、何日か様子を見るのではなく、確認事項として伝えましょう。
- 提出日や範囲、書く場所、丸付け・直しの条件が分からない。
- 必要な教材がない、既習例題が見つからない、未習かもしれない。
- 例題を確認しても、次にする操作が分からない。
- 体調やつらさの訴えなど、本人の様子から続けるのが難しい。
先生には、課題名、できたところ、見直した教材、止まった操作を伝えた上で、ご家庭でどこを見直せばよいか、未完了分をどう扱うかを尋ねましょう。全てを把握できていなくても、確認できたことと不明点を分けて伝えれば構いません。
先生への連絡例:
「算数の宿題の問題3は、数を位に合わせて書くところまでできました。教科書と授業ノートの例題を確認しましたが、一の位から計算するところで手が止まり、途中になっています。自宅で復習する際に、どの教材のどこを見ればよいか、また、未完了分をどう扱えばよいか教えていただけますか。」
確認した教科書のページやノートの日付が分かれば添えます。教材を確認できていない場合は、「ノートが手元になく、授業の例題を確認できませんでした」など、実際の状況に合わせて書き換えてください。体調などで中断した場合も、教材の内容を理解できているかは推測せず、中断した場面と残った範囲を伝えます。
本人の様子を見てその場で学習を中断することと、宿題の免除・削減・提出延期を決めることは別です。提出条件の変更は先生に相談し、すぐに連絡が取れないときは、できた分と確認事項を残し、宿題が終わったことにはしません。
先生から見直す教材や未完了分の扱いについて指示があったら、残しておいた途中の解答と照らし合わせ、指示された箇所から確認します。ご家庭で別の課題を増やさず、学校と確認した範囲・方法で再開しましょう。
参考情報
- 匝瑳市立平和小学校「家庭学習の手引き」(千葉県教育委員会掲載):
PDF2ページの課題・用具の準備と見守りの考え方、PDF3ページの教科書やプリントなどを使う学習例を参照。 - 北海道教育委員会「家庭での学習習慣や生活リズムの確立に向けて」:
実態に応じた学習時間の目安、本人との振り返り、目安の見直しについて参照。
監修:新興出版社啓林館 坂本陽一